以前、Alacrittyのダークモードでウィンドウ境界線が消える問題について書いた。MacでAlacrittyを使っていると、タイトルバーを非表示(decorations = "Buttonless")にして使っているときに、別の困った問題が発生することに気づいた。
「タイトルバーをダブルクリックしてウィンドウを最大化する」という、Macでお馴染みの操作ができなくなってしまうのだ。
OS標準のフルスクリーンは別のスペースを作ってしまう
キーボードショートカットで最大化できないか調べたところ、OS標準のフルスクリーンショートカット(Control + Command + F)はデフォルトで使える。
しかしこれを使うと、新しいワークスペース(操作スペース)が作成されて画面がスライドしてしまう。
今いるデスクトップに居たまま画面いっぱいにウィンドウを広げたいだけなのに、いちいち別のスペースが作られて画面が切り替わるのは非常にストレスだった。
解決策:ToggleMaximized を設定する
調べてみると、Alacrittyには新しいワークスペースを作らずに現在の画面内でウィンドウを最大化してくれる ToggleMaximized というアクションが用意されていた。
alacritty.toml で任意のショートカットキーに割り当てるだけで、この問題はあっさりと解決する。
Command + Enter で最大化を切り替えたい場合は、設定ファイルに以下のように追記すればいい。
[keyboard]
bindings = [
{ key = "Enter", mods = "Command", action = "ToggleMaximized" }
]
たったこれだけで、タイトルバーが無くてもショートカット一発で「いつもの最大化」ができるようになる。
極力シンプルな見た目にするために Buttonless 設定にしつつ、最大化の挙動でモヤモヤしている人がいれば、ぜひ設定してみてほしい。