自宅で使っているドリンクメイト Series 660 で、炭酸水を作ろうとしたらガス注入時に「シュー!」と派手にガスが漏れるようになった。結論から書くと、原因は本体内部のガスシリンダーが少し外れかかっていたことだった。ただ、音の出所と漏れの発生源が別の場所だったせいで、切り分けにかなり遠回りをした。同じ症状で困っている人の参考になればと思う。

症状

2025年11月21日から使い始めて、9ヶ月ほど経ったところ。ガスシリンダーは1ヶ月前に交換済みで、残量には余裕があるはずだった。

レバーを操作してガスを入れると、ボトルの黒いキャップ(インフューザー)と本体のマシンヘッドの接続部分から、風量を感じるレベルでガスが吹き出す。何度セットし直しても同じ。ボトルの締め込みを確認しても変わらない。

疑ったこと

ドリンクメイトのガス漏れでよく挙がる原因は、だいたい次のあたりになる。

  • ガスシリンダー装着口の黒いパッキンのズレや劣化
  • インフューザー内側の半透明パッキンの外れ、裏返し、劣化
  • ボトルの締め込み不足、ボトル自体の劣化
  • インフューザーの天面(上蓋)が閉まりきっていない

このうち、インフューザーの天面が閉まらなくなるトラブルはかなり多いらしく、公式の問い合わせチャットでも症状の選択肢の最初に出てくる。天面が開いたままだとガスが抜けやすくなるので、症状としてはよく合う。

漏れている場所がインフューザーとマシンヘッドの接続部だったので、私もこの線を疑った。インフューザーは一度も洗ったことがなかったので、ノズルの先端を外して中性洗剤で洗い、天面を開けて内部をすすぎ、しっかり乾かしてから組み直した。

それでも直らなかった。

実際の原因

本体を開けてガスシリンダーを見たら、少し緩んで外れかかっていた。

つまり、ガスはシリンダーの接続部で漏れていて、その漏れた空気が本体内部を通って、たまたま構造的に隙間のあるマシンヘッドとインフューザーの接続部から抜けていた、ということらしい。締め直したら何事もなかったように直った。

学んだこと

音の出所が漏れの発生源とは限らない。これに尽きる。密閉された筐体の中で漏れが起きれば、ガスは逃げ道のあるところから出てくる。手で風量を感じるほどはっきりした場所だったので、てっきりそこが原因だと思い込んでしまった。

シリンダー交換の直後は緩みが出やすい。「1ヶ月前に交換したばかりだから、シリンダー周りは問題ないはず」と思ったのが遠回りの原因だった。むしろ交換直後こそ、締め付けが甘い可能性を最初に疑うべきだった。手で締めたつもりでも最後まで入っていないことはある。

部品を疑う前に接続部を締め直す。電気系のトラブルでも同じで、断線や部品の故障を疑う前に、まず端子が緩んでいないか確認するのが基本だった。ガス配管でも発想は変わらない。

ガス漏れが起きたときの確認順

次に同じことが起きたら、この順番で見ることにする。

  1. ガスシリンダーを一度外して締め直す(工具は使わない)
  2. シリンダー装着口の黒いパッキンが正しい位置にあるか確認
  3. インフューザー内側の半透明パッキンの有無、向き、状態を確認
  4. ボトルがインフューザーに最後までねじ込まれているか
  5. インフューザーの天面が完全に閉じているか
  6. ここまでで直らなければメーカーに問い合わせる

保証期間は購入から1年なので、期間内なら早めに問い合わせたほうがいい。窓口は公式サイト右下のチャットで、購入履歴・氏名・住所・電話番号があれば手続きできる。

ついでにやったこと

今回、初めてインフューザーを洗った。ノズルの先端は反時計回りで外れるので、中性洗剤で洗ってしっかり乾かす。天面は側面の黒いボタンで開くので、そこから内部をすすぐ。乾燥が不十分だと内部の部品が固着して天面が閉まらなくなることがあるらしい。

結果的に今回の原因とは関係なかったけれど、9ヶ月ぶんの汚れは落とせたので無駄ではなかった。ジュースやお酒に炭酸を入れるなら、その都度洗ったほうがいい。