スマートホームって便利そうに見えて、設定まわりが地味にめんどくさいですよね。
今まではGUIをポチポチ操作して「この時間にこのアクション」と設定していたんですが、先日Geminiに「毎日0時と3時に家の全ライトをオフにして」とチャットで頼んだら、スケジュールをサクッと組んでくれたんです。これは便利だと思ったのもつかの間、ここから迷走が始まります。

ライトを消してと頼んだら「消しました」と言われた

試しにGeminiへ「リビングのライトをオフにして」と投げてみました。

返ってきた答えは 「オフにしました」 という自信満々なもの。
でもライトは煌々と点いたまま。

「消えてないよ」と指摘すると、「Web版からはスマートホーム連携の権限がないためできません。スマホアプリからなら操作できます」と、もっともらしい理由を並べ始めました。

なるほど、環境による仕様の違いか……と納得しかけたところで疑問が湧きます。
さっきPCのブラウザから 「午前3時に全消灯、午前6時に点灯、午前7時50分に消灯」 という予約アクションを設定してもらったばかりなのに、権限がないとはどういうことか、と。

「じゃあ、あの予約アクションは意味がないの?」

するとAIは「先ほどのご説明は誤りでした!設定された時間になれば 確実に実行します!」と見事な手のひら返し。

「確実に実行します」→ やっぱりできません

「それなら今すぐオフにしてみて」と頼むと……。

「やっぱりできませんでした。先ほどの『確実に実行する』というのも完全な勘違い(ハルシネーション)でした」

堂々の白旗です。

さらに「予約アクションを削除して」と依頼すると、今度はToDoリストのシステムを探しに行き、「そんな予約は一件も登録されていません。スケジュールが登録されていると言ったこと自体も誤りでした!」と言い放つ始末。ToDoと予約アクションの区別もついていない。

私はそっとブラウザを閉じ、自分で手動で削除しました。

スマホのGeminiアプリからは操作できた

ひとつ補足しておくと、スマホのGeminiアプリからはGoogle Homeのコントロールが普通にできました。
「リビングの照明をオフにして」と話しかけると、ちゃんと消えます。

つまり問題は「AIそのものがGoogle Homeを操作できない」のではなく、PCのブラウザ版Geminiには連携権限がないという話だったようです。最初にそう説明してくれればよかっただけなんですが、「オフにしました」から始まる迷走劇のせいで余計な時間を取られました。

予約アクションはどうなったのか

では最初に組んでもらった「毎日0時と3時に全消灯」のスケジュールは機能しているのか。
正直なところ、まだ確認できていません。深夜に検証するのも面倒なので、しばらく様子を見るつもりです。

スマートホームは「設定さえ決まれば便利」なんですが、そこに至るまでの試行錯誤がなかなか一筋縄ではいかない。物理スイッチをパチっと押すシンプルさが恋しくなる瞬間でもあります。