私は家事代行の ベアーズ を定期的に利用している。きっかけは葛飾区の子育て支援制度で、そのあたりの経緯は 利用体験談 と 11か月分の利用データ に書いた。
サービス自体には満足している。ただ、予約まわりには困りごとが2つある。2回目以降の予約ページが公式サイトから見つけられないこと、そして予約フローがとにかく重いことだ。
前者はリンクを貼れば解決するので先に置いておく。後者は今回、Claude Cowork(ブラウザを操作してくれるAIエージェント)に丸ごと任せてみたら、5週分の予約が34分で終わった。その記録も合わせて残しておく。
2回目以降の予約ページはここ
ベアーズの公式サイトを開くと、目立つのは初回限定お試しプランへの誘導ばかりで、リピーターがスポット予約に入る導線が見つからない。私が使っている直リンクはこれだ。
開くと郵便番号のエリア確認 → スポット家事代行のメニュー選択 → 日時指定と進む。パラメータ付きリンクが将来切れていたら、シンプルな エリア確認ページ から入ってメニューを選び直せばいい。
予約フローの「重さ」の正体
ページにたどり着いても、そこからが長い。実際に操作してみて分かった重さの内訳はこうだ。
- 1回の注文で予約できるのは1日分だけ。 5週分予約したければ、エリア確認からの全フローを5周することになる
- 確認事項フォーム(チケットの利用期限・子の生年月日・受付番号・チケット枚数・利用時間・作業内容+チェック2つ)が毎回リセットされて再入力になる
- カレンダーは週送りのみ。9月の日付に届くまで「次の週」を7回クリックする必要があり、しかも読み込み中のオーバーレイがクリックを吸い込むので、連打すると今何週目まで進んだのか分からなくなる
- 日付入力欄が曲者で、連続入力すると年の欄に6桁入って「202501/02/08」のような値になる
- ページ遷移のたびに読み込みが遅い
毎週の予約のたびにこれを人力でやるのは、正直かなりつらい。
Claude Coworkに任せてみた
そこで、この5周をClaude Coworkにお願いした。役割分担はシンプルで、ログインだけ人間、あとは全部AI。Coworkは認証情報を扱わない設計なので、私がログインして「ログインしました」と伝えるフローが安全でスムーズだった。
初回だけ、不足している情報(チケットの利用期限・子の生年月日・作業内容)を質問形式で聞かれる。そこで「同一内容なら確認省略で連続申込OK」と一度承認したら、残り4件はノンストップで進んだ。
マイページの申込時刻から集計した実測値がこれだ。
| # | 対象日 | 申込時刻 | 前件からの間隔 |
|---|---|---|---|
| 1 | 8/16 | 13:15 | -(初回) |
| 2 | 8/23 | 13:23 | 8分 |
| 3 | 8/30 | 13:34 | 11分 |
| 4 | 9/6 | 13:41 | 7分 |
| 5 | 9/13 | 13:49 | 8分 |
- 全体では約35分で5件完了(初回はエリア確認やヒアリング、規約確認を含むため別格)
- 2件目以降の純粋な繰り返し作業は1件あたり約7〜8分。11分かかった3件目は、私への確認待ちを含んでいる
面白かったのは、人間を消耗させる要素がAIにはほぼ効かないことだ。遅いページ読み込みは何秒でも平然と待つ。クリックを吸い込むオーバーレイには、毎回スクリーンショットで表示中の週を検証してから進むことで対処していた。例の日付欄の6桁バグも、DOM経由で直接値をセットして回避したらしい。イライラという概念がない。
AIに予約を任せるコツ
何度か運用して見えてきたコツをまとめておく。
- 認証情報は人間担当にする。 ログインだけ自分でやって引き継ぐ。パスワードをAIに渡さずに済む
- 予約情報をMarkdownファイルにまとめておく。 受付番号・チケット情報・作業内容を1ファイルにしておけば、次回からは「このファイルの内容で○日を予約して」の一言で済む
- その手のファイルをGitHubに置くなら暗号化する。私はgit-secretを使ったが、日本語ファイル名だと「file not found」になる罠があった(ASCII名にリネームで解決)
申し込み時に知っておくといいこと
- 申込直後の料金が仮料金0円と表示されるのは、申込後にオペレーターが自治体補助を適用するため。詳細欄の「3時間」表示も仮のもの
- キャンセル・変更はサービス前日の17時まで。過ぎると全額かかる
- 申込の確認はSMSかマイページで届く
まとめ
- ベアーズの2回目以降のスポット予約は、公式トップからは見つけにくい。直リンクをブックマークしておく
- 予約フローは1日分ずつ×毎回フォーム再入力の構造で、複数週の予約は人間には苦行
- Claude Coworkに任せたら5週分が34分で完了。ログインだけ人間がやり、予約情報はMarkdownで渡すのがコツ
サービスの品質には満足しているだけに、リピーター向けの予約体験だけが惜しい。それが改善されるまでは、重いフローはAIに回ってもらうことにする。