普段からホットクックを愛用しているのだが、今回は「ゴールデンカレー(5〜6皿分・1パック)」と家にあるシーフード類を使って、絶品のシーフードカレーを作ってみた。
ホットクックでカレーを作る時、ちょっと悩むのが「水の量」と「具材を入れるタイミング」。今回は、失敗せずに美味しく作るためのコツをまとめた。
水の量は「箱の表記マイナス250ml」が正解
カレールウの箱の裏には「水700ml(蓋をする場合)」と書いてある。でも、密閉性が高くて野菜の水分をしっかり引き出すホットクックでその通りに作ると、間違いなくシャバシャバになってしまう。
ホットクックで作る時の黄金比は、箱の分量から250ml減らすこと。つまり今回は 450ml の水で作るのがベストだ。これでしっかりとろみのある濃厚なカレーに仕上がる。
具材のボリューム問題:お肉の250gをどう置き換えるか?
ゴールデンカレーの箱を見ると、お肉の目安は「250g」。でも、使おうと思っていたシーフードミックスは100gしかなかった。これだと出来上がった時に具がスカスカになってしまう。
そこで、冷凍庫にあった「大粒むきえび」を150g追加することにした。
「シーフードミックス100g + 大粒えび150g = 合計250g」。箱のレシピ通りの完璧な分量だ。シーフードミックスがカレー全体に魚介の旨味を行き渡らせて、大粒えびがプリッとした食感と満足感を出してくれる。この組み合わせ、かなりおすすめだ。
凍ったまま入れてはいけない理由:グレーズの正体
シーフードミックスのパッケージには「内容量200g」と「内容総量290g」と2種類の重量が表記されている場合がある。この差分90gの正体は、グレーズと呼ばれる表面をコーティングしている氷だ。冷凍庫内での乾燥や酸化を防ぐために吹きつけてある保護膜で、シーフードそのものの重量ではない。
つまり、凍ったまま鍋に投入すると90mlもの水分が溶け出す計算になる。せっかく水の量を250ml減らして調整しても、ここで大幅に狂ってしまう。
さらに、グレーズに含まれる臭み成分がカレー全体に広がり、生臭い仕上がりになるのも見逃せない問題だ。カレーに入れる前に必ず解凍が必要な理由はここにある。
旨味を逃さない「塩水解凍」
真水で洗ったり電子レンジで加熱するよりも、塩水に浸して解凍すると旨味が逃げにくく、ふっくら仕上がる。野菜を切っている間などの待ち時間に並行して仕込んでおくといい。
- ボウルに水200mlと塩小さじ1強(約6g)を入れて混ぜ、海水に近い約3%の塩水を作る
- 凍ったままのシーフードミックスを塩水に浸し、室温で15〜30分ほど置く
- 中心に少し芯が残る「半解凍」になったらザルにあげ、キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取る
失敗しない最大のコツ!シーフードは絶対に「後入れ」
ホットクックでシーフードカレーを作る時の最大のトラップ。それは「最初から具材を全部入れてしまう」こと。これをやると、エビやイカが縮んで固くなり、どこにいったか分からなくなってしまう。
美味しく作るための手順は以下の通り。
- まずは「野菜」と「水450ml」だけで、通常通りカレーコースをスタートする
- 加熱が終わったらカレールウを溶かし、解凍して水気をしっかり拭き取った シーフードミックスと大粒えびを投入する
- ホットクックの「延長加熱」で3〜5分ほど火を通す
この「後入れ」のおかげで、えびが縮まずプリプリのまま仕上がる。解凍後の水気をキッチンペーパーで拭き取っておくことで臭みもなくなるので、ここだけはサボらずにやっておきたいポイントだ。
おまけ:実はめちゃくちゃヘルシー
ふと気になって「ご飯なし・ルーと具材のみ」のカロリーを計算してみたところ、1皿あたり 約165kcal だった。
普通のお肉を使ったカレーだと大体250kcal前後になるから、シーフードにするだけでかなりヘルシー。しかも、ホットクックは最初にフライパンで具材を炒める工程がないから、炒め油のカロリーも丸ごとカットできている。
ボリューム満点なのに罪悪感なく食べられるシーフードカレー。水の量と「後入れ」のコツさえ掴めば失敗知らずなので、ぜひ試してみてほしい。