ジムニーノマド(JC74W)を納車してから、後部座席に家族や荷物を乗せる機会が増えた。
ノマドは5ドアになって後席が一気に実用的になったが、後席まわりの収納とドリンクホルダーが本当に少ない。前席のセンターコンソールには2口のドリンクホルダーがあるのに、後席にはほぼ何もない。子どものペットボトルや小物の置き場に困って調べていたら、ちょうど良い製品があったのでまとめる。
ついでに、佐瀬としては気になる「後席で充電できないか問題」もセットで整理した。
後席用センターコンソールボックスは「ある」
結論から書くと、CRAFTWORKS(クラフトワークス)から専用品が出ている。純正センターコンソールの真後ろに置くだけで設置できるタイプだ。
主なスペックを整理する。
- 価格: ¥4,980(執筆時点)
- 蓋付き収納(縦15cm × 幅14cm × 高さ11cm)
- 後席用ドリンクホルダー 2個(滑り止め付き)
- 素材: 高硬度ABS樹脂、ブラック
- 適合: スズキ ジムニーノマド JC74W(2024年4月〜)
- 工具不要、置くだけ設置
JC74W専用設計なので、サイズが合わずカタつくリスクが低い。ノマド純正の内装と並べても違和感が出にくいデザインに寄せてある点が、汎用品との一番の違いだ。
「蓋付き収納+ドリンクホルダー2口」を後席フロア中央で確保できるのは、地味だが家族で乗ると効いてくる。チャイルドシートを置く側と反対側に座らせた子どもが、自分でドリンクを取れるようになるのは想像以上に楽だ。
充電機能は「無い」。後付けする3つの方法
ここまで調べて気付いたが、リアコンソールボックス自体にUSB充電を内蔵した製品は、現時点では出ていない。CRAFTWORKSも他社も「置くだけ・電源なし」で統一されている。
ただ、後席で充電したいだけなら、後付けで実現する方法はある。コスパと手間で並べてみた。
1. シガーソケット延長 + 後席USBハブ(一番手堅い)
前席のシガーソケットから延長ケーブルを引き、後席用のUSB充電器を増設する方法。 工賃ゼロで配線も挟まず通せるので、ノマドのDIY初心者でも30分で完了する。Amazonで「車 後席 USB 増設」と検索すれば、2〜3口USB付きの延長品が¥1,500〜¥3,000で見つかる。
リアコンソールボックスのドリンクホルダー横にハブを転がしておけば、見た目もそこまで悪くない。私としてはこれが本命 だ。
2. モバイルバッテリーを箱内に常設(一番ラク)
蓋付き収納(15×14×11cm)は意外と容量があり、20,000mAh級のモバイルバッテリーが余裕で収まる。配線が一切不要で、降車時に持ち出して家でも使える。
唯一の欠点は 夏場の車内温度。直射日光が当たる場所に長時間放置すると劣化するので、駐車時は持ち出すか、シェードで遮光する運用が必要になる。
3. 後席用シガーソケットの本格増設(ディーラー・専門店)
12V電源を後席まで本格的に引き回す方法。施工費込みで¥10,000〜が相場だ。
仕上がりは一番きれいだが、保証や配線責任の問題が出るので、自分で配線をいじるのはおすすめしない。ノマドはJC74Wになってヒューズボックスの位置や配線図が初期ロット時点では情報が少なく、DIYでミスると後々ECU系のトラブル要因にもなりかねない。やるならディーラーかカスタムショップ一択だ。
結論:CRAFTWORKSリアコンソール + シガー延長USBハブ
整理すると、後席まわりを快適にする最小構成はこうなる。
- コンソール: CRAFTWORKS リアコンソールボックス(¥4,980)
- 充電: シガーソケット延長+USBハブ(¥1,500〜¥3,000)
- 合計: ¥6,500〜¥8,000
これで「ドリンクホルダー2口+蓋付き収納+USB充電2口」が後席で完結する。前席のシガーソケットを1つ占有することにはなるが、ノマドはUSB-A/USB-Cが純正で前席に付いているので、シガーソケットは余り気味だ。
ジムニーノマドは「シンプルな道具感のあるSUV」が魅力だが、5ドアになって家族車として使うなら、後席の使い勝手は別物として作り込んだほうがいい。CRAFTWORKSの専用品が¥4,980で買えるなら、まずここから入るのが正解だと思う。
