ずっと「ツーリングに行きたい」と思いながらも、なかなか実行できずにいました。
しかし今回、思い切って仕事を休み、実に2年ぶりとなるロングツーリングに出かけてみました。

結果から言うと、本当に最高でした。
素晴らしい景色に感動し、心からリフレッシュして、美味しいものを食べ、アドレナリンも全開。
ヘルメットの中で一人「最高だぜ!」と叫んでしまうほどでした。

しかし、ツーリングから帰ってきてふと思ったのです。
これで何か劇的に現実が変わったわけではない、と。
明日からまた、あまり好きではない仕事に戻らなければならないのかと思うと、とてつもなく憂鬱な気持ちになりました。

ただ、今回は一つだけいつもと違うことがありました。
我に返って、自分自身について深く考える時間ができたのです。

ニュートラルな視点で仕事を見つめ直す

毎日同じ考えに縛られて生活していましたが、久しぶりに非日常に身を置いたことで、その固定観念を一旦忘れることができました。

「毎日嫌な仕事をしているから、バイクも心から楽しめないのだろうか?」と最初は思いました。
しかし、思考がニュートラルになったことで、「なぜその仕事をしなければならないのか」「それは本当に嫌なことなのか」「無駄なことなのか」という、これまでになかった新しい観点で自分に問いかけることができたのです。

私はエンジニアとして働いていますが、かつては「作る」ことでお給料をもらっていました。
もともとはアフィリエイトのようなもので稼げていた時期があり、それが難しくなってきた時に、稼ぐために身につけた技術でエンジニアになりました。

しかし、今はAIの発展もあり、「ただ作るだけ」の仕事は減ってきています。
これからはシステムを使って「どうやって稼ぐか」を考える力が必要な時代になってきました。

「嫌な仕事」が実は最大の修行の場だった

現在私が担当している仕事は、プロジェクトを進行したり、数字を計算したり、どうすれば売れるのかを考えたりするような内容です。
正直なところ、元々はこういった調整や数字の計算などは苦手で、あまり好きではありませんでした。
やはり、自分の手で開発している時の方が楽しいですし、そこにやりがいを感じていた部分も大きかったからです。

私には一つの大きな目標があります。
それは、昔アフィリエイトで経験したように、自分で作ったシステムやサービスで、月に10万円、できれば100万円を稼げるようになることです。
自分で考え、自分で設計したものでお金を生み出す。それが一番楽しい働き方だと思っています。

そして、バイクに乗りながら深く考えた結果、ハッと気づきました。
私が今仕事でやっている「調査し、計算し、どうすれば正解に辿り着くのか可能性を探り続けること」は、まさに自分の目標を叶えるために不可欠なスキルだったのです。

嫌だと思っていた今の仕事は、実は自分の夢を実現するための練習の場でした。
逆に言えば、自分の夢を追い求めることが、今の仕事での成功にも繋がっているのです。

環境はすでに最高だった

本来であれば、エンジニアとして純粋に「作る」だけの仕事が減った時点で、ピンチだと感じてもおかしくありません。
しかし、気づかないうちに環境が自動的に次のフェーズへと私を導き、仕事でもプライベートでも、これからの時代に必要な「稼ぐ仕組みを考える」勉強をする機会を与えてくれていたのです。

自分でそうしようと意図したわけではないのに、実は自分にとって最も良い状態になっていた。
これは、一つの凝り固まった「今の仕事は嫌だ」という視点からは絶対に見出せなかったことです。

無理やり休みを作り、全てを忘れるためにバイクに乗ってみた結果、自分の現在の立ち位置を客観的に見ることができました。

リフレッシュの本当の意味

よく「リフレッシュしたらまた仕事を頑張れる」と言いますが、単純にそういうことではないのだと思います。
休んで非日常を味わうことは、「気づき」を得るための手段なのです。

仕事を休んで遊ぶことを、単なるストレス発散だと思っている方もいるかもしれません。
「休むと仕事が溜まるし、周りの目も気になるから、逆にストレスになる」と考えて休めない人もいるでしょう。

でも、そうではありません。
**休みは「自分を見つめ直す時間」**です。

少し離れた場所から自分を見つめ直すことで、私のように仕事に対するモチベーションが変わったり、嫌だと思っていたことが実は自分のための修行の時間だと気づいたりと、見方が大きく変わることがあります。

定期的に休むことは、ストレス発散というより、自分自身を再確認するためのものです。
ツーリングはもちろんですが、山登りやキャンプ、サウナなど、なんでも良いと思います。
「非日常」を感じられることが重要です。


「日常の自分を、非日常の自分が見直すことで得られるものがある。」

これが、今回の2年ぶりのツーリングで私が見つけた答えです。
皆さんもぜひ、意識的に非日常の時間を持ち、ご自身を見つめ直してみてはいかがでしょうか。