日増しに暖かくなり、冷たい飲み物が美味しい季節になってきました。
フルリモートで自宅作業をしていると、冷たいお茶やコーヒーを飲む機会が増え、わが家では氷の消費量がかなりのペースで上がっています。

「もっと手軽に、大量の氷を確保できれば……」

そう考えて一度は検討したのが、独立型の「家庭用製氷機」です。
スイッチを入れて 10 分足らずで氷ができあがるスピード感は、氷を多用する身としては非常に魅力的に映りました。

しかし、最終的に私は「購入しない」という結論に至りました。
今日は、日々の生活を整える中で、なぜその選択をしたのかを整理してみたいと思います。

1. 「管理すべきモノ」を増やしたくない

私のキッチンには、日々の食事作りを支えてくれるホットクックやビストロが鎮座しています。
これらは家族の生活を豊かにしてくれる欠かせない相棒です。

そこにさらに製氷機という「単一の目的のためだけの家電」を加えることを想像してみました。
製氷機自体の置き場所はもちろん、カビを防ぐためのこまめな清掃、使い終わった後の水抜き……。

便利さと引き換えに発生する「管理の手間」は、できるだけ身軽でいたい私にとって、氷を得るメリットを上回る負担に感じられました。

2. 「氷の居場所」という問題

もう一つの大きな理由は、できた氷をストックする場所です。
製氷機自体には保冷機能がないものが多く、作った氷は結局、冷凍庫に移す必要があります。
大量に氷を作れば作るほど、今度は冷凍庫のスペースを圧迫してしまいます。

本体の置き場所だけでなく、氷そのものの置き場所にも頭を悩ませる。
この「場所の二重取り」は、空間をすっきりと保ちたい私にとって、無視できない課題でした。

3. ミニマリズムをさらに深めていく心地よさ

子どもとの日々の暮らしの中では、成長に合わせてどうしても必要なモノが増えていきます。
だからこそ、自分の持ち物や暮らしの道具については「あれば便利」という程度のモノは削ぎ落とし、より一層ミニマリズムを深めていきたいという思いが強くなっています。

本当に氷が足りなくなった時は、近くのコンビニやスーパーでロックアイスを買ってくれば解決します。
普段は冷蔵庫の自動製氷機能を使い、足りない時だけ外の仕組みに頼る。
そうすることで、キッチンは広く保たれ、管理するモノも増えません。

結論

大量に氷を使うからこそ、安易に道具に頼るのではなく、今の環境でどう回していくかを考える。
「便利そうだから」という理由でモノを増やすのではなく、自分にとっての快適な空間の限界を見極める。

今回の検討を通じて、あらためて自分のミニマリズムの軸を再確認できた気がします。
今年の夏も、すっきりとしたキッチンで、冷蔵庫がコツコツと作ってくれる氷を大切に使っていこうと思います。