日々の生活の中で、どんな基準で物を買っていますか?
私は節約志向でミニマリストを自称していますが、だからといって「とにかく一番安いものを買う」わけではありません。
買い物の基準を考えるとき、私はひとつの前提を置いています。
それは「すべての物は消耗品である」ということです。
服や靴のように数ヶ月から2年でダメになるものもあれば、PC(約5年)、車や家電(約10年)のように長く使えるものもある。でも、いつかは寿命を迎えるという意味では、どちらも同じ消耗品です。
この「使用期間(寿命)」をベースに考えると、お金をかけるべきところと徹底的に削るところの境界線がはっきりと見えてきました。
ルール1:長期的に使い、「価格差の小さいもの」には最高級を選ぶ
電子レンジや炊飯器、毎日使うイヤホンや椅子などは、一度買えば数年から10年近く使い続ける消耗品です。
しかも、このジャンルは一番安いものと最高級品の価格差が、どれだけ高くても 10万円以内 におさまることがほとんど。ここには、迷わず一番いいものを買っています。
以前、YouTuberのリュウジさんが安い炊飯器と高い炊飯器を食べ比べて「高い方がやや美味しい」と言っていました。
この「やや美味しい」が実は非常に重要です。毎日毎日重ねることで、小さな感動が大きな満足度として積み上がっていく。私自身、最高級の炊飯器を買ったときは本当に感動しました。
電子レンジも同じで、最高級品を導入してから、魚やウインナーを焼くのもすべて自動でお任せできるようになりました。フライパンでやっていたことの大半が自動化され、驚くほど生活が快適になっています。
家電だけではありません。お茶を入れるピッチャーも、600円で済むところをあえて1200円のおしゃれなものを買います。
毎日ダサいものを使うより、気に入ったものを使う方が、日々の満足感が圧倒的に増します。「価格差が小さい長期的な消耗品」には、少し多めにお金を払う価値が十分にあります。
ルール2:長期的に使うが「価格差が大きいもの」は、必要なラインを見極める
PCや車も長く付き合う消耗品ですが、こちらは「ピンからキリまでの価格差が大きすぎる」という特徴があります。
だからこそ、用途を見極める理性が必須になります。
パソコンで「なんでも最上級」を選ぶのは正解ではありません。
自分にとって 必要のない過剰なメモリ や使わないGPUにお金をかけるのは、ドブに捨てるのと同じ。用途に合わせて必要最小限をしっかり計算した上で買うことが重要です。
一方で、数百万円単位の車については、安ければいいとも言い切れません。
以前、価格重視でめちゃくちゃ安い車に乗っていましたが、やはり少し気持ちが萎える瞬間がありました。10年近く家の車庫に停まり続けるものだから、本当に気に入った一台を選んだ方が、ふと見た時に気分が上がります。妻の通勤バイクもハンターカブにしてもらっていますが、玄関前に停まっているだけでかっこいい。それだけで日々の気分が違います。
ルール3:材質上、寿命が短い「本当の消耗品」は徹底的に合理化する
服や靴は、材質上どうしても寿命が短くなります。こうした短期間の消耗品については、徹底的に安く抑え、迷う時間をなくす のが正解です。
私は 1着1000円以下の黒いTシャツを10枚 ほど持っていて、パジャマも外出着もすべてそれに統一しています。ズボンも黒、靴下も黒、靴もこれからはすべて黒に統一します。
全身黒に統一する理由はシンプルです。汚れが目立ちにくい、靴は中だけ洗えば十分きれいに見える、そして何より 毎朝「何を着ようか」と考えなくていい。
靴は2年も持てば十分な消耗品です(……と言いつつ、私は3年目に突入して破れて足が見え始めている靴をまだ履いてしまっていますが。普通の感覚なら2年で買い替えですね)。
まとめ
「すべての物は寿命の違う消耗品である」と考えれば、答えはシンプルです。
- 長く使い、価格差が小さいもの → 最高級を迷わず買う
- 長く使うが、価格差が大きいもの → 用途に合わせて必要最小限を計算する
- 短期間でダメになるもの → 徹底的に安く、管理の手間をなくす
このメリハリが、無駄遣いを防ぎながら毎日を心地よく生きるための、私なりのバランスの取り方です。