前回の記事で、約1年半毎日愛用していたBose Ultra Open Earbudsが故障し、メーカー公式サポートにて27,000円で新品へ有償交換した流れをご紹介しました。

今回はその続きです。加入している「モバイル保険」に有償交換費用を請求したところ、審査が通り、交換費用27,000円が全額補償されました。

Bose製品特有の事情や、私がやってしまった失敗もあり、申請には少し書き方のコツが必要でした。具体的な手順と注意点をまとめます。

Bose製品をモバイル保険に申請する際の2つのハードル

モバイル保険に修理費用を請求する際、通常は「壊れた端末の写真」や「メーカー発行の詳細な故障診断書(修理明細)」が求められます。

しかし今回のケースでは、以下の理由からどちらも用意するのが困難でした。

診断書が出ない
Boseの密閉構造イヤホンは部品単位での分解修理が行われないため、「製品一式の有償交換」という対応になります。そのため、詳細な故障原因が書かれた診断書は発行されません。

写真が手元にない(撮り忘れ注意)
モバイル保険の申請には通常「壊れた端末の写真」が必要ですが、それに気づいたのはすでにBoseへ不具合品一式を発送してしまった後でした。事前に手順を知っていれば発送前に撮影できたのですが、今回は実機がなく、写真なしでの申請となりました。

そのため、申請時の「状況説明欄」で、写真や診断書がない理由を審査担当者に論理的に伝える必要がありました。

審査を通すための申請文章のコツ3つ

実際に申請フォームに入力し、無事に承認された際のポイントは以下の3点です。

① 「経年劣化」ではなく「事故による故障」と明記する
保険はバッテリーの寿命といった自然消耗には適用されません。「耳から外れて床へ落下させてしまうことが何度かあり、その衝撃の蓄積によって内部回路が破損した」というように、突発的な事故(物損)による内部故障であることを正確に記載しました。

② メーカーの規定で「一律交換」になる旨を説明する
診断書がない理由として、「メーカー(Bose)の規定により、部品修理ではなく不具合品回収後の検証を経た『製品一式の交換対応』となるため、詳細な故障診断書は発行されない」という事実を補足欄に明記しました。

③ 写真が添付できない理由を正直に添える
実機の写真がないため、外装の破損状況(細かい擦り傷など)を文字で詳細に説明した上で、「すでに不具合品一式をメーカーへ発送済みのため、実機の写真撮影・添付ができない」と、用意できない正当な理由を書き添えました。

申請から数日で満額承認

申請から数日後、モバイル保険から「審査の結果、27,000円をお支払いします」という承認メールが届きました。
承認から5営業日以内に指定の口座へ全額が振り込まれるとのことで、今回のBose Ultra Open Earbudsにかかった費用は 実質0円 となりました。

保険金が下りた後に必ずやること

無事に保険金が下りて安心ですが、最後に一つだけ重要な手続きが残っています。

モバイル保険のマイページからの **「補償対象端末の変更」**です。

新しく届いた交換品はシリアル番号が変わっています。マイページにログインし、登録している端末のシリアル番号を新しいものに更新しておかないと、万が一また故障した際に補償を受けられなくなってしまいます。新しい端末が届いたらすぐに変更しておきましょう。


高価なイヤホンが壊れた際、「申請の手間が面倒そう」と諦めてしまうのはもったいないです。Bose製品のように「修理ではなく全交換になる」ケースでも、状況を正しく説明すればしっかりと補償してもらえます。
これから手続きをする方は、メーカーへ発送する前に必ず実機の写真を撮っておくことを強くおすすめします。