9月末に勤務先の希望退職で退職してから、1か月近くたちました。毎日のように応募と面接を続けています。

前々回の記事では、退職すると保育園の事由が「就労」から「求職活動」に変わり、猶予は3か月だと書きました。今回はその続きです。3か月の期限が気になって区に問い合わせたことと、ちょうど届いた来年度の「現況届」を電子申請で出したことを記録しておきます。

我が家は葛飾区で、1歳の息子が認可保育園に通っています。妻は仕事を続けていて、私が求職中です。ルールは自治体によって違うので、必ずお住まいの自治体に確認してください。

3か月の期限に、内定が間に合うか心配になった

転職活動を始めてみると、中途採用の選考は思ったより時間がかかりました。応募してから書類選考、一次面接、最終面接と進むと、内定まで1〜2か月はかかります。9月末に退職した私の場合、求職活動の3か月は12月末までです。年内に内定が出ても、入社日や書類が期限に間に合うかはぎりぎりでした。

前々回の記事では「間に合わなければパートで就労の要件を満たす」という逃げ道も書きました。ただ、実際に考えてみると、パートのシフトを入れるほど面接の日程が組みにくくなります。転職活動が遅れて、かえって家族のためにならないのでは、と悩みました。

そこで、区に直接聞いてみることにしました。

区に問い合わせたこと

葛飾区のホームページには、保育課(入園相談係)あての問い合わせフォームがあります。そこから次のようなことを聞きました。

  • 求職活動の事由で在園できるのは、正確にはいつまでか
  • 就労の証明は、いつまでに出せばよいか
  • 内定は出たが就労証明書が間に合わない場合、内定通知書などで待ってもらえるか
  • 入社日はいつまでならよいか。期限の延長や猶予はあるか
  • つなぎのアルバイト(月48時間以上)の就労証明書でも、就労の事由として認められるか

退職の理由(会社都合の希望退職であること)と、すでに複数の会社の選考を受けていることも書き添えました。

区の回答:働く意欲があれば、ある程度融通がきく

翌日に返事がありました。要点はこうです。

  • 求職活動中であれば、ある程度融通がきく。3か月を過ぎても在園を続けられる見込み
  • 3か月たったあとに内定が決まるような場合でも、ある程度対応する
  • 3か月で退園という決まりは、働く気がない人のようなケースに備えたもの。働く意欲があれば善処する
  • どう対応するか、どんな書類が必要かは、そのときの状況に応じて個別に判断する

「3か月を1日でも過ぎたら退園」という機械的な扱いではない、ということがわかって、かなり気持ちが楽になりました。つなぎのアルバイトも急がず、転職活動に集中することにしました。

ただし、これは「個別に判断する」という前提つきの回答です。働く意欲があることを示せるように、応募や面接の記録と、ハローワークで求職の申し込みをした記録は残しておくことにしました。

来年度の「現況届」が届いた

ちょうどそのころ、保育園から来年度(令和9年度)の「現況届」の案内が届きました。来年度も同じ園に通い続けるために、毎年出す書類です。

葛飾区の今年の案内では、締め切りは11月4日でした。出すものは次の3つです。

  1. 現況届(表・裏)
  2. 保育の必要性を確認するための書類(父母それぞれ)
  3. 世帯の状況によって必要な書類(障害者手帳や児童扶養手当などがある家庭のみ)

2の「保育の必要性」の書類は、父母それぞれの状況で変わります。我が家の場合はこうでした。

状況出す書類
母(妻)働いている就労証明書(勤め先に書いてもらう)
父(私)求職活動中申立書(区の様式に自分で書く)

求職中の人は「申立書」を書く

求職活動中の人は、就労証明書の代わりに「申立書」を出します。申立書には「求職活動中の場合」という欄があり、次の3つを書きます。

  • 求職活動の状況(具体的に)
  • 今後の就労予定(内定が出ていれば、入社予定日)
  • これまでの就労状況(前の勤め先と期間)

私は「勤務先の事業縮小に伴う希望退職で離職したこと」「ハローワークで求職登録をしたこと」「複数社の選考を受けていること」を書きました。内定はまだなので、今後の就労予定は「無」です。

案内には、求職活動を理由に在園できるのは3か月で、その間に就労証明書を出す必要があること、出さないと来年度の継続が認められない場合があることが書かれていました。区の回答と合わせると、「内定が出たらすぐ就労証明書を出す」が次の宿題です。

現況届は電子申請で出した

現況届は、紙で保育園に出すこともできますが、電子申請もできます。妻の提案で電子申請にしました。案内のQRコードから、区の申請フォームに進みます。

入力の流れ

フォームは全部で9画面ほどでした。

  1. 利用規約と、区の各課で情報をやりとりすることへの同意
  2. 初めての提出か、不備の出し直しか
  3. 申請者(保護者)の氏名・住所・電話・メールアドレス
  4. 子どもの情報と、在籍している保育園。現況届の左下にあるバーコードの数字の「下5けた」を入力する
  5. 父母それぞれの氏名・生年月日と、保育が必要な理由(就労・求職活動など)。理由を選ぶと添付欄が出るので、就労証明書や申立書をPDFか写真で付ける
  6. 父母以外の同居家族の人数、出産の予定、育児休業、転居の予定、生活保護、保育料の滞納
  7. 特記事項(私は「父は求職活動中で、内定が出しだい就労証明書を出す」と書いた)
  8. 確認画面
  9. 送信

送信すると受付番号が表示され、申請者のメールアドレスに完了の通知が届きます。最後に、保育園の先生にも「電子申請で出しました」と伝えるよう案内に書かれていました。

つまずいたところ

  • 申立書は、紙に手書きして写真を撮ってもよいのですが、私は配られたPDFに文字を入れて、そのまま添付しました
  • 生年月日の欄は「2020-04-01」のような年-月-日のハイフン区切りで入れる必要がありました。スラッシュだとエラーになります
  • 保護者は、案内に印字されている側(我が家は妻)の名前で入力します。確認の通知も、入力したメールアドレスに届きます

内定が出たら:就労証明書を追加で出す

現況届は求職活動中の状態で出しましたが、内定が出たら就労証明書を追加で出します。区の利用案内では、採用の内定がある場合は就労に準じて扱い、内定先に書いてもらった就労証明書を出すことになっています。

追加の書類は、案内にある「不足書類を提出する場合」のQRコード(区の申請書類の提出フォーム)から出せます。現況届をもう一度最初から出し直す必要はありません。

まとめ

  • 求職活動の事由は3か月が目安。ただし葛飾区に聞いたところ、働く意欲があればある程度融通がきき、3か月を過ぎても在園を続けられる見込みだった(対応は個別判断)
  • 心配なら、区の問い合わせフォームで具体的に聞いてみるのがいちばん早い
  • 来年度の現況届は、求職中の親は「申立書」、働いている親は「就労証明書」を出す
  • 現況届は電子申請ができる。子どもの管理番号(バーコードの下5けた)と、添付する書類のPDFか写真を用意しておくとスムーズ
  • 内定が出たら、就労証明書を追加で出す

前々回の記事を書いたときは「3か月以内に決めないと退園」と身構えていましたが、区に聞いてみたら、思っていたより柔軟でした。同じように期限が気になっている方は、まず区に聞いてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございます。